巣箱
ラズベリーを這わせる棚に作られた巣箱。
へび除けに有刺鉄線が巻き付けられ、セキュリティ対策万全でしたが、3年間入居者なしの状態でした。
ところが、今年の4月始め、なんと巣箱に出入りしている鳥を発見!
診療所の待合室から刺激しないように見守っていました。
生まれた ?
カメラを向けると、警戒の合図の鳴き声をして近寄ってこないので、一旦フェイントかけて、振り向きざまにシャッターを押すなど、院長が頑張って写真をとっていました。
鳥の正体は、シジュウカラのようです。
夫婦のようで、2羽の鳥が交互に餌を運んでいます。
大きな毛虫を頻回に運ぶようになった4月の半ば頃、巣穴に餌をくわえた親鳥が入ると、小さな鳴き声が聞こえてきました。
2羽のシジュウカラは、巣箱に入る前に近くのジュンベリーの木に止まり、周りを確認して、一羽ずつ巣箱に入り餌をあげています。1羽は見張りをして鳴き方でコミュニケーションとっていることがわかります。
私たちも、外敵に襲われないか、きがきではありません。
5月6日、風が強い日でした。巣箱の周りを飛び回る様子がいつもと違い忙しないので、見てみると何か小さなものが草むらで動いています。
ひな鳥? うまく飛べずに親は心配そうに近くで鳴いています。
巣立ち
しばらくすると庭にひな鳥発見!
この1羽だけ庭でじっとしてこちらを見つめています。
末っ子でうまく飛べないのでしょうか?
心配しましたが、そのうち飛び立っていきました。
今頃は親、兄弟と出会っていると信じて、また来年の楽しみができました。